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そろそろ飽きてきたかも知れない新潟、ン度目かにして、初めて見たもの。
①
SL。ばんえつ物語号。
駅の構内で、在来線のフォームを見下ろして写メを撮っているおじさんがいたので、
新幹線車中の乗り換えアナウンスで、ばんえつ物語号がどうこう…と言っていたのを思い出し、もしや、、と思ったらちょうど出発準備をしていました。
現役のSLなんて、乗るのも見るのも機会もないので、鉄道ファンではないながら、思わず「オォ~~」と興味津々で見ていたけど、案外足を止める人も少なく、なんだ、みんな淡白なんだなあ。
でも、初めに居た例のおじさまは場所を譲ってくれた
確か会津まで行くらしいこのSLは、磐越西線というローカル線を行くはずですが、逆の方面の郡山~会津若松を初めての一人旅(日帰り・鶴ヶ城行)で乗った線です。
ところどころ1車線で、山間谷間を縫っていくせいか、ディズニーランドやらのアトラクションの本格的なのに乗っているようでとても面白かった記憶。
帰宅後、母に「一度乗ってみたいよね~」とSLの話をしたところ、「鼻の中が真っ黒になるよ」と、とても現実的な返答。
身も蓋もねぇ…
②
日本海。
少し時間があったので、とは言えそんなに時間がなかったので、
レンタサイクル(3時間¥100=オススメです)を飛ばして初・日本海
上の写真で立っていた場所の左前方には佐渡島の島影がかなりくっきり見えました。
佐渡、でかいなあ。きっと天気が良いと、もっとはっきり見えるのでしょう。
曇天ながら、波も穏やかで、岩にドドーンと波が打ち付けている「日本海」なイメージとはいかず。
去年山陰に行ったときも思ったんだけど、日本海の水って、なんか勝手に水冷たい、波高い、荒れている、断崖絶壁…と言うイメージがあるのは何でだろう?
まあ、確かに、私も頭の隅で「拉致られないように気をつけなきゃ…」とかつい考えちゃったし。
緯度ではそんなに違わなかろう千葉や神奈川の海岸線では、結構波が出ていても海の色が少し違うような…
同じ濃い青でも、日本海って藍色っぽくて浸かるとちょっと寒そうなのです。
浸かってみてもいないんだけど。
そういえば、新潟の市街地は平板な道のりが続くのですが、海の方へ出ようとすると突然坂が多くなります。
島根でも同じような記憶。そんなことも関係あるのかな。
天候気候のせいなのか、地形のせいなのか、あるいは文化のせい(つまり思い込み?)なのか、気になるところです。
新潟の人から教えられたところによると、新潟は「イタリアン」の本場だそうです。
イタリアンというからには、食べ物の話。
「イタリアン」
と言っても、店先にトリコローレ・イタリアーノが掲げられているわけではない。
焼きそばにミートソースがかかっている と 聞いて、
「長崎チャンポンの麺にミートソースをかけたみたいな感じですか?」
と聞くと、
「焼きそばにミートソースがかかってる」と、焼きそばを強調して説明をしてくれた。
焼きそば、つまり、勿論()ソース味。
…アレ? おかしくね??
「いわゆるB級グルメだよねー」と言うその人に、
「美味しいんですか?」と聞いたら、少しの間も空けず「美味しくないよ」と返ってきた。
エェ~~
「美味しくない」って、「マズイ」よりも試したくないような…。
帰り際に教わった地元ネタだったので、結局私は食べていません。幸か不幸か。
B級グルメというよりも、むしろファーストフードなのだそうです。
察するに、「蕎麦」ではなく、何故かモーレツに「富士そば」が食べたくなる。
ということなのではないかと思います。
せっかくなので、事前に調べていった新潟のB級グルメも紹介しておきましょう。(こちらはちゃんとグルメ)
たれかつ。
玉子でとじないカツ丼です。
「とんかつ太郎」という有名店にて。
トンカツを揚げたそばから見事な手際でタレにさっとくぐらせて、ご飯に載せるだけ。
タレにくぐらせているにもかかわらず、衣がさっくりしていてとても美味です。
丼飯の上に、通常サイズのトンカツが4枚ぐらい載っているので、腹持ちが素晴らしかった
そして、新潟と言えばこの食材。
雪国まいたけ工場(農場?)。
初めての出張で浮かれていたとき(そろそろ飽きてきた…)の帰り道で発見して衝撃を受けた、
工場の屋上の看板に掲げられたメッセージ。おそらく、高速を走る車へ向けている
「おとうさん無事にかえってね」
どぅゆこと??
出稼ぎのお父さんの無事を祈ってる…?
東京方面車線に向けた文字だったのと、
傍らに例のゆきん子みたいな女の子のキャラが描かれているので、余計にそんな背後関係を想像してしまいました。
看板の文章が認識できた出稼ぎじゃないドライバーは、驚いてハンドル操作を誤るやも知れません。
これでは無事に帰り着けません。
気をつけましょう。
そんな新潟、
○テレビCMがパチンコ屋ばっかの新潟。
○やたらと美容室/床屋の多い新潟。
(地元の人によると確か日本で3番目に多いらしい。ナゼ?そして一位は何処だろう?)
新発田駅近くにも
この、ちょっとオシャレげな看板を掲げた美容室。店の名前が小文字で…
biyousitu ekimae
「美容室駅前」の、「b」、「e」だったのね
なかなか楽しい街というか、県と言うか。
偶然日にちが合ったのと、仕事で一緒になった方のご親切で、 帰り際に新潟花火大会を良い場所で見られる運びに。
幼い頃以来、人込みを避けてわざわざ見に行っていなかったもので、とにかく楽しかった。
前後に雨が降っていたこともあるのか、人出もうんざりするほどではなかったし。
花火の花がシューっと消えた後に、打ちあがった花火玉が爆発した火の粉が残っていて、ついに消えていくところが一番綺麗だったな。
で、接写モードのまま花火を撮ったら面白いことになった。
長岡の次は、新潟へ出張です。
で、仕事場の人が新潟名物で「のどぐろ」という魚を見つけてくれました
別名アカムツ 東京ではまずお目に掛かれない魚らしい。
ググってみると、普通に居酒屋とかで食べられるらしかったけれど、一人で居酒屋もちょっと。。
と諦め気味でいたところ、ちょうど入ったお店の当日メニューに「のどぐろ一夜干し」発見
早速注文したところ、なんと売り切れ
帰り際、お店の人に「のどぐろ何処で食べられますか?」
と聞いたところ、明日早く来れば取っておくよと、親切な言葉。
で、翌日、念願の「のどぐろ」です
↓
美味しいです。
白身魚と聞いていたのですが、白身なのに脂がよく乗っているという、初めての味覚でした。
皮も香ばしく、ついつい箸が進みました。
母がのどぐろを食べたがっていたので、お店の人に何処で買えるか相談したら、店のを分けてくれました。
(現在では出回っていないこともあり、高級魚になってしまったそうで、これより大きくなると値段も跳ね上がってしまうのだそう。)
↓
へ~んしん
↓
↓
ごちそうさまでした…(-人-)
酒無しでは夜も明けない、というタイプの人間ではありません。
むしろ、アルコールなんてなくたっていくらでも酔えるタイプです
でも新潟まで来たことだし、お付き合いと言う事もあり、せっかくなので一杯だけ頂きました
八海山。ついでに、せっかくなので、大吟醸。
(「せっかくなので…」何と便利な言葉だろう。)
というか、グラスが小さくて私には量がちょうどよいのです。
見よ、この表面張力。酒好きじゃなくてもワクワクします。
八海山が好きな知り合がいて、つい最近何度か飲む機会があったので、
吟醸/大吟醸の違いが分かるかなあと。
吟醸酒、大吟醸酒の違いは、使うお米の精米の度合いの高さで決まるそうなのですが、
大吟醸の方が、後味が良くて飲みやすいような気がしました。
ガブガブ煽るものではないのだろうけど、単純に美味しいです。
調子に乗って、人の頼んだ地元長岡の銘柄吉乃川の、吉乃川秘蔵大吟醸というお酒を一口味見させてもらったところ、
こちらは醸造法が一緒の同じ種類のお酒とはとても思えないテイスト。
濃い!!
贅沢な感じの濃さです。さすが秘蔵。
ボトルが何故かブランディーのようだった。
利き酒が出来るほど飲めるタチではありませんが、同じ酒でも、名前が違えば本当に違う。
他に、地元の味では厚揚げが美味。
海藻羊羹というメニューも地元の味だそうで、いわゆる珍味?
エゴという海藻で作った刺身蒟蒻みたいなもの。
「好き嫌いが分かれるかも」というお店の人の言。
味はそんなに海藻海藻していなくて、わりあいあっさり味で、食感に特徴があります。
「羊羹」と名前が付いていたのである程度の食べ応えを想像していましたが、刺身蒟蒻味の蒟蒻ゼリー(??)みたいな感じです。
更に調子に乗って頼んだ地元食材。(ここでも「せっかくなので」が力を発揮)
山古志牛。
天然岩牡蠣。
牡蠣、めちゃくちゃ美味…
あの味ならば、仮に食品偽装で、天然じゃないとか、産地が違うとか暴露されても許します。
山古志牛は、中越地震で度々耳にした山古志村辺りの食材なのかな?
初めてそんな牛を知りました。
メニューに「歯ごたえのある美味しい牛肉」とあり、美味しい肉=柔らか という擦り込みからすると少し不思議。
食べてみると、確かに歯ごたえがあります。
歯ごたえはあるんだけど、噛み切れない筋張った歯ごたえとは全く違います。
その分、味がしっかりしています。
ビーフジャーキーとかを想像してもらうといいんだろうか。
牛タンとも似ているけれどもなんか違うし…
なかなか貴重なものを食べた気がします。
味よりも、食感に特徴のあるものが多かった気がします。
そういえば、白米を食べ損ねた。。
好きな食べ物=ご飯。な私としたことが、不覚です。
又行かなきゃならない予感がかなりするので、又の機会にということで。