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虹色ペリカンが、ダマスカスに出現。
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R子さん(仮名)に
「今、ベルバラ読んでんだ!!読んだことないんだ!!」と、自慢したら、
「読んだことないんですか、珍しいですね」と、言われました。
世間ではそんなものなのですか。

私は、みんながリカちゃん人形で遊んでいた頃に、黙々とレゴをしていたし、
みんながベルバラを読んでいたときに、手塚治虫監修の〈中国の歴史〉シリーズを耽読していましたよ。

なもんで、いわゆる劇画は敷居が高いのです。
顔が見分けられないわ、台詞の主が読み分けられないわ…すっげー難しい。
あんなのスラスラ読める人の脳ミソが知れない。


現在激推しの、イブニング連載の『少女ファイト』を夏希さん(仮名)に貸したところ、
非常に面白かった!!と、お礼に『ベルバラ』でもどうぞ、
というわけで、今『ベルサイユのばら』を読んでいます。
ベルバラー(?)のワーニャさん辺りに、さんざ読め、読めと勧められながら歳月を経てきたんですが、
長いんだもん…

すげーー。私。
『カラマゾフの兄弟』を読み始めた心境なのです。

最初の時点で、少し時間かかってもいいですか…?と了解済みで、
先日、と言ってもそろそろふた月くらいになりますか


で、先週の時点でどの辺りまで進んでいたかと言うと、
マリー・アントワネットの母のマリア・テレジアが、フランスとのマリーとルイの政略結婚の相談をしていて、
「あの子(マリー)はちょっと甘えたさんだからこんなに早く嫁がせて大丈夫かしら…」
と、相談相手のカウニッツにこぼしているところ。

「めちゃくちゃ初めじゃん!!」
と、貸してくれた夏希さんを始め、みんなにツッコまれます。

そして、一週間でかなーーり進みまして。

ルイ15世が死にしました。
とうとう、マリーが王太子妃から、王妃になったよ。あとは不祥事を重ねるだけですナ

ぃやーぁ、何が衝撃って、
マリーの唖然とさせられるおバカっぷりより、
私にも描けるんじゃないかという、絵柄がかなり適当な感じのアンドレより、
フェルゼンの絵柄のキモさより、

カッコマン・オスカルが連発する口癖。 「ちきしょーーー!!!」

そりゃ、人気出るわ。オスカル。ナイスキャラだよ。


普通にへーぇ、と思ったのは、
ルイ15世は天然痘で臥せった末に死ぬのですが、
すると、そのままルイ16世とマリーが国王夫妻に昇格したことに対して
王様の死の直後に、臣民が歓声を上げるのですよ。

過ぎた時代を見送ることよりも、新しい時代を迎える事の方が重要なのだなあ、と。
新しい国王の即位に、華やかな行事がバンバン行われ、
喪に服する様子もなく、盛大な葬送が行われるのでもなく、死んだ王様の棺はひっそりと運び出されるのです。
とても意外でした。面白い。ちょっと切ないですね。

そして、その臣民の期待は見事に裏切られるわけですよ。
もっと切ないですね。
あーあ。

現時点で、ともかくマリーは同情の余地なしです。

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んもーう!
あんなの二日で読破だよ! 一気だよ!
早くアランが出てくるあたりまで読み進めておくれよ~。大体まんなかあたりで出てくるぜい。
ワーニャ 2010 . 09 . 26(Sun)22:59:07 編集
アランはまだ
そろそろベルナールが出てきそうだよ。黒騎士がどうの大騒ぎだよ。
話の進行が粗いよ。
2010 . 09 . 2700:46
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