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オスカルが死にましたー。
『ベルサイユのばら』を読み始めてからそろそろ2か月。
5巻の頭で、あっけなく奴は逝ってしまったんだけど、
まだ、ほとんどまるまる一冊内容残ってるんだよなぁ…
主役、職場放棄じゃね?
否、敵前逃亡です。
これは軍法会議省略の銃殺刑モノですよね。
いや、でももう実際銃弾に倒れて死んじゃってるし…
オスカル、超オモキャラだったので、いなくなるのはつまらない
困った、困った。
色々話を聞くために、ベルバラ博士のワーニャさんに会うまで(明後日)に読了しなきゃいけないと思っているのですが、
そんな戦力を欠いた状況であと二日かぁ。間に合うかなー。
4巻を二カ月で読んできたってことは…
5巻の一冊にはどれだけ時間が使えるのかな…あれ、計算が合わない…
出てきたーーーっっ!!!
待ったよ。
おっせぇよ。お待ちかねたよ。
アランだぜ。
生意気だぜ。
ツンデレだぜ。
もみあげだぜ。
とししただぜ。
まだ、全然いい奴じゃありません。アラン。
私、何でアランが好きなんだったかな?
宝塚の舞台版のアランがかっこ良かったからだったか…
アニメでいい奴だったからか…
判然としないので、一種刷り込みのようなところがあるようです。
偏見で少女マンガの敷居が高いので、アラン辺りが一番入り易いのですよね。
アランとオスカルは、かなり似た者同士な匂いがします。
衛兵隊のくだりになってからの方が読みやすいような。
それまでオスカルは、傍観者だったり、巻き込まれてでしか活躍する事がなかったので、
やっと自ら奮闘している姿が見られます。
そうだ、そうだ、人間関係は自ら勝ち取ってゆくもんだ。
ベルナール出てきたよー。
あんまカッコ良くないよー。
マザコンだよー。
そしてちょっとヤな奴だよーー。
正しいんだろうけど、ちょっと喋りすぎ。
ベルナール、勝手にイイ奴、カッコいい人、ってイメージだったから、ちょっとショックだ。
けっこーちっせえ
自論を通すためにいちいち相手を批難・否定する人は苦手です。
オレ、こう思う。終わり。
でいいじゃん。
世間一般的に、余計なひと言が多い人はかなり多いと思うのですよ。
正しいんだったら、相手を攻撃する必要はないじゃないかと…
ギロチンって、そういうことじゃん。一言も二言も多い感じ。
ギロチンと、「自由・平等・博愛」が同居出来たって、フランス革命のテンションって相当だと思う。
二つの共通点は、簡潔、明瞭、ってことですね。ゆえに、ある意味、
且つ、美しい。
怖いな~…。
悪意が悪意を呼び合っちゃって、貴族は平民を、平民は貴族を、差別、軽蔑しあってるので、どっちもどっちだなあと。
カッコイイのはフィクション=オスカルばかりで、苦いです。
ベルナール、革命が始まったらカッコ良くなるのかな。
早く革命始まらないかなー。
ちっさかったと言えば、ジャンヌとニコラスの悪党夫婦も、結構小悪党でした。
あんなもんなんだな。
ほとんど見ていないけど、偶然見ている場面が強烈だったアニメの記憶で、
脚色されたエセ知識があるらしく、色々と意外なことがあります。
そして、意外以上に、唖然とするフェルゼン。
ダメダメじゃん…。
もうちょっとマシな印象を持っていたんだけどもな。
身を裂かれる思いで身を引くというような、相当大見得切って、マリーの側を離れるんですが、、
戻ってくるんでしょ、結局。どうゆうこと?
やっぱ、あれです。
眉毛だけ黒っていうのはエセの記号なんだろうか。
『モンテ・クリスト伯』の最大の敵、モルセール伯みたいなものですよ。
ダメだ、ありゃぁ…。
今度、夏希さんかワーニャさんにフェルゼンの良さについて教えてもらおうっと。
今のところ、私のお気に入りは、メルシー伯です。
控え目だし、良識的だし、あのお髭、ダンディーじゃん。
お役目上、もうちょっとパンチの効いた性格だったらよかったのにと思います。
「今、ベルバラ読んでんだ!!読んだことないんだ!!」と、自慢したら、
「読んだことないんですか、珍しいですね」と、言われました。
世間ではそんなものなのですか。
私は、みんながリカちゃん人形で遊んでいた頃に、黙々とレゴをしていたし、
みんながベルバラを読んでいたときに、手塚治虫監修の〈中国の歴史〉シリーズを耽読していましたよ。
なもんで、いわゆる劇画は敷居が高いのです。
顔が見分けられないわ、台詞の主が読み分けられないわ…すっげー難しい。
あんなのスラスラ読める人の脳ミソが知れない。
現在激推しの、イブニング連載の『少女ファイト』を夏希さん(仮名)に貸したところ、
非常に面白かった!!と、お礼に『ベルバラ』でもどうぞ、
というわけで、今『ベルサイユのばら』を読んでいます。
ベルバラー(?)のワーニャさん辺りに、さんざ読め、読めと勧められながら歳月を経てきたんですが、
長いんだもん…
すげーー。私。
『カラマゾフの兄弟』を読み始めた心境なのです。
最初の時点で、少し時間かかってもいいですか…?と了解済みで、
先日、と言ってもそろそろふた月くらいになりますか
で、先週の時点でどの辺りまで進んでいたかと言うと、
マリー・アントワネットの母のマリア・テレジアが、フランスとのマリーとルイの政略結婚の相談をしていて、
「あの子(マリー)はちょっと甘えたさんだからこんなに早く嫁がせて大丈夫かしら…」
と、相談相手のカウニッツにこぼしているところ。
「めちゃくちゃ初めじゃん!!」
と、貸してくれた夏希さんを始め、みんなにツッコまれます。
そして、一週間でかなーーり進みまして。
ルイ15世が死にしました。
とうとう、マリーが王太子妃から、王妃になったよ。あとは不祥事を重ねるだけですナ
ぃやーぁ、何が衝撃って、
マリーの唖然とさせられるおバカっぷりより、
私にも描けるんじゃないかという、絵柄がかなり適当な感じのアンドレより、
フェルゼンの絵柄のキモさより、
カッコマン・オスカルが連発する口癖。 「ちきしょーーー!!!」
そりゃ、人気出るわ。オスカル。ナイスキャラだよ。
普通にへーぇ、と思ったのは、
ルイ15世は天然痘で臥せった末に死ぬのですが、
すると、そのままルイ16世とマリーが国王夫妻に昇格したことに対して
王様の死の直後に、臣民が歓声を上げるのですよ。
過ぎた時代を見送ることよりも、新しい時代を迎える事の方が重要なのだなあ、と。
新しい国王の即位に、華やかな行事がバンバン行われ、
喪に服する様子もなく、盛大な葬送が行われるのでもなく、死んだ王様の棺はひっそりと運び出されるのです。
とても意外でした。面白い。ちょっと切ないですね。
そして、その臣民の期待は見事に裏切られるわけですよ。
もっと切ないですね。
あーあ。
現時点で、ともかくマリーは同情の余地なしです。
芸術劇場で、私の大好きな『妹背山女庭訓』をやっていました。
この作品がきっかけで文楽をマメに見に行くようになったようなものなので、思い出深い。
奈良の平城遷都1300年を記念して、大阪の文楽劇場で上演したものらしい。
嗚呼、そうか。玉男はもういないのか…。
やっぱこうして見ると、吉田玉男さんのいない舞台は本当に、本当に、寂しいなあ…
初めて見た『妹背山~』は、玉男の久我之助と、蓑助の雛鳥でした。
床本と首っ引きになって見たものでしたが、ちゃんと話は伝わってきたものですよ。
あの時の吉野川は、
まだ義太夫よく分からないし、江戸的(?)な忠義だの、突拍子もないタイミングで命かけちゃったりだの、
ドン引きの一方ですごく感動したっけな。
川を挟んでさ、
久我之助父子と、雛鳥母子がさ…
泣く泣くさぁ…
いやあ、悲しいっすよね。日本人。
と、テレビの中の画面を見ながら、
母に、テレビの中のセットを指差して、「そろそろ、そこ、首がいくからね!」
と、とても気合を入れて見ていたのですが、
場面の始めと、
久我之助たちと、雛鳥たちとそれぞれが揃った頃と、
部屋であれやこれや深刻なやりとりをし始めた辺りと、
「もうすぐ行くからね、 首!!」
と、今か今かと待ちわびていたはずなのですが、、
さあ、久我之助父が太刀に手をかけましてね、
いよいよですね…
さあさあ、お立会いなんですけどね…
…おっかしいなぁ…何でか、いつの間にか、テレビが朝まで生テレビになってゐる…。
何で変えた、いいとこで
この間もですね、
『蒲田行進曲』を見ていたら、
ついさっきまで、小夏の松坂慶子とヤスの平田満さんが、まぁ、何ですか、初夜的なもので蚊帳の中で行儀よく座って向き合っていたのですけどね…
不思議な事に、次の場面が、何故か早朝の情報番組のおねいさんのアップだったんですよね
階段落ち、どこ行ったんだろう?
盆の上の首、どこ行ったんだろうねぇ??
うちのテレビ、壊れてるのかもしれません…
クライマックスばかり見られないとは、大変に困ります。
どこかの地区のように、6chだけ見られないとかよりも、よっぽど困ります。