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虹色ペリカンが、ダマスカスに出現。
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城郭はありませんが、よい石垣です
建物がない分石垣が手入れがされているのか本当に綺麗。
美しい切り込み接ぎです。

      Rick〓

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私の旅の出発は、八十日間世界一周フォッグ氏のようにいつも慌ただしいのです。
常に忘れ物に怯えっぱなしで支度をするので、ギリギリまで支度が完成した気がしない…
フォッグ氏の従者のように、トランクだけ持って
途中で靴下を1ダース買えばいいやと
開き直って、さあ出掛けよう。
夜の町へ
街を越えて
朝を差して

※『八十日間~』の主人公はフォッグ氏で合っていたと思うんだけど
召使の名前が出てこない‥パスパトゥールとか 何とか、、
パ と トゥ ー が付いたように思うのだけど…。
ウーン

      Rick〓

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代官山 ⇒ 白金台(※シロネ ね。)
という移動をしなければならず、
人も多いし距離もある渋谷乗換えを避け、目黒に出るため恵比寿まで歩くことに。

恵比寿と代官山はお隣で、目黒と白金はお隣で。
近い、近い。すぐ着くはず…!!
と、
恵比寿の日比谷線の入口を見つけて、白金台(南北線)と同じメトロじゃん、と飛び乗った

が、しかし、 この、一見近そうな移動、 …っ。。

 恵比寿 ⇒ 霞ヶ関 ⇒ 議事堂前/溜池 ⇒ 白金台

霞ヶ関って明らかに行き過ぎじゃね??
何、この乗換え
渋谷区から港区行くのに、何、千代田区通ってんの、、自分

白金に住んでる人は、南北線の駅なんて使わないんだろーなー。
自転車一台ありゃァいいもんね。
道理で、いつ行っても行きも帰りも駅のホームに人影がないはずだぁ 
東西南北に電車走らせりゃいいってもんでもなかろう…。

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中国に行ってきました。


…ウソです。
中華街には行ったけど。

横浜の外れに原三渓さんという人が作った、三渓園というでっかい庭があります。
その正門じゃない出口から出たところ、何故かぽつねんと上海横浜友好園というのが、ホント、ぽつねんとありました。
背後の絶壁は三渓園の敷地です、多分。あまりにもマッチしていて却って面白い。

三渓園は、元々原さん個人の庭園だったらしいです。
京都からお寺の本堂やら三重塔(写真の左端に、相輪がかすかに見えている)を持ってきていたりと好き放題で、風流人ぶりが窺えます。

国の名勝の指定を受けているのだけれど、
いわゆる「日本庭園」を回るときに感じるワビサビとはだいぶ趣が違い、
庭を造った(造らせた)際の好き放題ぶりが発揮されている園内は、まるで実物大の箱庭の中を歩いているようです。
山あり、池あり、林ありと言う中を、まるでコラージュされたように建築物が次々出没するので、混乱の内に散策が続行します。
こんな体験が出来るところはなかなかないかも知れない

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シネマ歌舞伎『牡丹燈籠』
(2007年・歌舞伎座、仁左衛門、玉三郎)

上演時見そびれた事もあり、どうなのかしらと見に行ってみたけれど、
何せいつも幕見で見ているから、それからするとあり得ない視線で見るのは面白い。

仁左衛門・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伴蔵
玉三郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お峰
錦之助・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・源次郎
吉弥・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お国
七之助・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お露
愛之助・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新三郎
三津五郎・・・・・・・・・・・・・三遊亭円朝とか

最近になって舞台公演を映画館でというのを度々見かけるけれど、一種のブームなんだろうか。
アップが多いのはいかにもって感じです。
玉三郎が浮気の証拠を掴もうと、旦那の飲み友達にカマ掛けて話を聞きだすところなど、腹立ててたり、やきもち焼いたり、細かな表情を読んでるだけで全く飽きない。
一方で、上演を見逃した手前、舞台の間口一杯に撮った映像なども見たかった気がします。

仁左衛門と玉三郎は夫婦なんだけど、やり取りを見ていると、本モノの夫婦にしか見えない。
「おう、ナンだ、そのよぅ、アレだよ、アレ」 「あいよ」
と言う調子で間違いなく通じるんだろうな…。
こそあどじゃない単語がないじゃん。

物語の進行には障りのないやり取りを見ているだけでたまらなく面白い、というのは至福です。

圧倒的に綺麗な玉三郎というのも勿論良いのですが、お歯黒の役をやっているときの生き生きした様子は又、何とも言えず楽しい。

狂言回しのような役割で、ところどころ高座での円朝の語りを三津五郎さんがやっています。
これが又面白い。
ご丁寧に、高座に上がって話し始める前の、お茶だかを湯呑みに注ぐところからやってくれるんだけど、それだけで超面白い。
劇中ではイロモノ的な役回りで度々登場。
渋いイメージがあったものだから、馬方の役を嬉々としてやっているところを見てかなり驚きましたが、相当楽しそう。

歌舞伎の人が、歌舞伎の舞台で笑わせどころで失敗しているところをあまり見たことがない。
いつも、みんな器用だなーと感心します。
普通の舞台だとよく喜劇向きとか悲劇向きとか言うけれど、歌舞伎だと、悲劇も喜劇も、歌舞伎のリズムでやるからなのかもしれない。
幽霊になったお露さんや、乳母さんなどがところどころで例の幽霊の姿勢を見せる際に、場合によってはそれだけで映像の中の客さんがどっと湧いていたりする。

サイドストーリー的な源次郎とお国の二人は、中村錦之助と上村吉弥。
どちらも重要な役で見るのは私は初めてでした。
錦之助さんは、錦之助を継ぐだけあって(?)とても綺麗な顔をしているようです。声が若いんでビックリした。
錦ちゃんの甥にあたるのかな?錦ちゃんの名前が百年先にも残っていくのかも、と考えると、「ヨロズヤ!」と掛け声が飛ぶのを聞くたび、錦ちゃんファンとしては応援しなきゃいけないような気になってきた。
昨今話題の世襲って、こういうことなのかもね。

上村吉弥さんは、とても色っぽかった。本当に色っぽい。
ああいう女の人いるよね。
顔立ちが美人というのではないのだけど、とても色っぽい人。
体つきもしっかりしているし、顔の骨格もがっしり目なのに、アップで見ても色っぽい。不思議。
真似出来るならしたいもんだー。
この二人はとても男女を感じさせました。
最期まで男女を貫く役柄なので、それだけでとてもよいなあと思いました。
本物の男の人と女の人でも、男女の色気を感じられない事はよくある事なので、女の人を演じる人も、その相手をする人も、不思議ながらすごいなあとつくづく思います。

私の記憶では、伴蔵が死んだ人たちの怨念で捕まるんだか、捕まりかける一悶着の中で頓死して終わったと思っていたら、伴蔵が自分だけ逃げ延びるために妻のお峰を殺す場面がラストでした。
確かに殺した後で、死体を抱いて泣いていた。
泣くようなことは、初めからしなきゃいいのに、と、こういう場面を見るといつも思う。

この前の『女殺』の与兵衛が大人になるとこんな感じなんだろうか…と思いながら見始めたんだけど、
与兵衛みたいな悪く生まれたタイプじゃないんだな、この伴蔵は。
悪いと言うより、弱いんだよね。
それにしても仁左衛門は何をやってもかっけーなーチクショー。
畜生って言っちゃいけないんだよ!

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