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自分だって物分りは悪いくせに…
コーヒーショップでサンドイッチを買いました。
よくあるように、紙袋に入れてくれますね。
※私はちょっと急いでいました。
店員さんが一言「手提げ袋にお入れしますか?」
私 「いえ、結構です」
と、紙袋を受け取ってさくさく出ようとしたところ、店員さん、紙袋を押し頂いたまま、さらに念押しの一言。
「雨が降ってますけど?」
要らないし 知ってるし…
親切で言ってくれたのは分かるけど、その確認、1回で済ませられないものか。
最初の確認の意味が分からない。
親切心があるならば、それより早く、
…早く、私の糧食をこちらに渡してください。
先日、音響で久々に現場に入った公演がどうにか無事終了しました。
とりあえず、苦労は買ってでもしろ、という言葉はダテじゃないと実感。
いい勉強になりました。
そして、私、やっぱりスタッフの仕事って好きかも。
劇場は、某地方自治体の公共施設でした。キャパは200くらい。
で、ここに入ってる音響卓が無意味にいいやつで。
200万くらいするらしい、デジタルミキサーでした。
単純計算で、キャパ一人に対して1万円音響にかけているわけですよ。。
仕込みの際の作業の大半が、
いかにこのお利口なデジタルミキサーを、使い易いアナログミキサーに近づけるか…
という、何かとても世の不条理を感じるものでした。
このデジタルミキサー、利口なんだけど、非常に融通が利かないらしく、
何処かのスタジオならともかく、どう考えても箱に合わないのです。
まるで
東大卒なのに、さびれた探偵事務所で落ちぶれているようなもんですね。
と、よく分からない例え話を作って満足していた私。
本当は優秀なんだけどなー
どんな挫折があったのか知らないが、是非昔の情熱を取り戻して表舞台へ返り咲いて欲しいものです。
こんな豪華な卓は触りたくても、そもそも出会えないシロモノなので、
いじらせてもらってかなり勉強になりました。
下見で見た瞬間、このハイテク機材、絶対私一人の手には負えない…と悟り、
泣きついた上司曰く、
この劇場使う人で、一体どれだけの人がこの機材を使いこなせるんだろうか、と。
機械は自分で考えられないから、
本当、人間くらいはちゃんと考えた方がいいよ…。